【静岡】コストを抑えて広々空間の工場を建設する方法 | 高木滋生建築設計事務所 | 静岡県の工場・倉庫・事務所建設

お役立ち情報

column
【静岡】コストを抑えて広々空間の工場を建設する方法

静岡県で事業拡大に向けて工場の新築を検討するなかで、次のようなお悩みはありませんか…?

工場に必要な「広さ」は、床面積だけで決まるものではありません。

建物内の柱を減らし、天井の高さや設備の配置を工夫することで、同じ延床面積でも広々と使える工場を実現できます。
一方で、必要以上に大きな建物を建てたり、すべての空間を高天井にしたりすると、建設費は大きく膨らみます。

大切なのは、事業に必要な空間を整理し、費用をかける部分と抑える部分を明確にすることです。
今回は、静岡県でコストを抑えながら、設備を配置しやすく、将来の事業拡大にも対応できる広々空間の工場を建設する方法を解説します。

方法①:柱の少ない空間をつくり、設備配置の自由度を高める

広々とした工場を実現するうえで重要なのが、工場内の柱の位置です。

床面積が広くても、工場内に多くの柱があると、生産設備や保管棚を自由に配置できません。
フォークリフトの走行ルートが制限され、作業効率が下がることもあります。
そのため、工場を設計する際は、必要な広さだけでなく「どこに柱が立つのか」まで確認することが大切です。

鉄骨造は、柱と柱の間隔を広く取りやすく、工場や倉庫などの大きな空間に採用されることが多い構造です。
建物の規模や設備の重量に合わせて構造を計画することで、柱の少ない開放的な空間をつくりやすくなります。

ただし、すべての柱をなくそうとすると、鉄骨の量が増え、建設費が高くなる場合があります。

柱を減らすことだけを目的にするのではなく、作業や設備配置の邪魔にならない位置へ柱をまとめることが重要です。

例えば、柱の位置を生産ラインの間や壁際に合わせれば、作業への影響を抑えられます。
設備の大きさや搬入経路を事前に整理しておけば、必要な場所だけ広い無柱空間を確保する計画も可能です。
工場内の柱を計画するときは、現在の設備だけでなく、将来の設備更新も考慮しましょう。

大型設備へ入れ替える可能性がある場合は、設備を搬入できる開口部や通路幅を確保する必要があります。
生産ラインを追加する可能性がある場合は、空きスペースや電源設備の増設方法も検討しておきます。

必要な部分に絞って柱の少ない空間をつくることが、広さとコストを両立させるポイントです。

方法②:動線と天井高を工夫し、同じ面積でも広く使える工場にする

広々とした工場を建てるために、単純に建物の面積を増やす必要はありません。
設備通路の配置を工夫すれば、同じ延床面積でも作業しやすく、広く感じられる工場をつくれます。

まずは、原材料の搬入から加工、検査、保管、出荷までの流れを整理しましょう。
作業の順番に合わせて設備を配置すると、人や物の移動距離を短くできます。
余分な通路や一時保管スペースを減らせるため、限られた面積を有効に活用できます。

フォークリフトの動線と従業員の歩行ルートを分けることも重要です。
動線が交差すると、安全確認のために広いスペースが必要になります。
搬入、加工、保管、出荷の各エリアを分かりやすく配置すれば、安全性を確保しながら無駄な空間を減らせます。

また、工場の開放感は天井の高さにも左右されます。
天井を高くすると、大型設備やクレーンを設置しやすくなります。高さを利用した保管計画も可能です。

一方で、建物全体を必要以上に高くすると、鉄骨や外壁の量が増えます。
空調が必要な工場では、冷暖房する空間も大きくなり、完成後の光熱費が増える可能性があります。

大型設備やクレーンを設置する範囲だけ天井を高くし、その他の部分は必要な高さに抑える方法が効果的です。
事務所、更衣室、休憩室などを工場内に設ける場合は、配置方法も検討しましょう。

事務所部分を工場の一角にまとめたり、条件に応じて2階へ配置したりすれば、1階の生産スペースを広く確保できます。
ただし、従業員の移動や管理のしやすさも考慮する必要があります。
床面積、柱の位置、天井高、動線を一体で考えることが、同じ建設費でも広く使える工場を実現するポイントです。

方法③:建物をシンプルにし、設計段階から建設費を管理する

広い工場の建設費を抑えるには、建物の形をできるだけシンプルにすることが大切です。
凹凸の多い複雑な建物は、外壁や屋根の面積が増えます。材料の加工や接合部分も多くなり、工事の手間と費用が膨らみやすくなります。

一方、正方形や長方形に近い建物は、構造や外壁、屋根をまとめやすくなります。
材料の種類や特殊な寸法を減らせるため、建設費を抑えやすくなります。
ただし、建物を単純な形にするだけでは、使いやすい工場にはなりません。

設備の配置や搬入・搬出の流れを確認したうえで、作業効率を損なわない形に整える必要があります。
建設費を抑えるためには、設計の初期段階から予算を管理することも重要です。

設計が完成してから見積もりを取ると、予算を超えた場合に大幅な設計変更が必要になります。
変更に時間がかかり、着工時期が遅れる可能性もあります。
計画を始める段階で、次の費用を整理しましょう。

建物に求める条件は、「必ず必要なもの」と「できれば実現したいもの」に分けます。
例えば、柱のない生産エリアは必要でも、倉庫や事務所まで同じ構造にする必要はない場合があります。
来客が多い正面部分にはデザイン性を持たせ、工場部分は耐久性や管理のしやすさを優先する方法もあります。

すべての場所に同じ費用をかけず、事業への効果が大きい部分へ予算を集中させることが重要です。

まとめ

静岡県でコストを抑えながら広々空間の工場を建設するには、建物の床面積だけで判断しないことが重要です。
柱の位置、天井の高さ、設備配置、作業動線を工夫すれば、同じ面積でも広く使いやすい工場を実現できます。

特に、次の3つを意識しましょう。

  1. 必要な範囲に絞って、柱の少ない空間を確保する
  2. 生産工程と動線を整理し、無駄な通路や空間を減らす
  3. 建物の形をシンプルにし、設計段階から予算を管理する

工場建設では、計画が進んでから柱の位置や天井高を変更すると、構造計画を大きく見直す必要があります。
設備の配置や将来の増産計画を早い段階で整理することが大切です。

静岡県での工場・倉庫・事務所建設を検討の際は、弊社にご相談下さい!

株式会社高木滋生建築設計事務所は、創業60年以上の豊富なノウハウを活かし、工場・倉庫・事務所の建設計画を丁寧にサポートします。
土地探し、沿岸対策、湿気対策など、静岡県ならではの対策を行ったうえで、圧倒的にコストパフォーマンスの高い建物の建設を行います。

静岡県での工場・倉庫・事務所建設を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください!

BACK
お問合せはこちら
無料レポート